テラスに来客
珍しい来客がありました。
ニホントカゲ
生態
草原や山地にある日当たりの良い斜面等に生息し、特に礫の多い場所や、墓地や石垣といったやはり石で出来た遮蔽物の多い場所には好んで棲む。冬季になると日当たりの良い斜面の地中や石垣等で冬眠する。
食性は動物食で、昆虫、クモ、甲殻類、ミミズ等を捕食するほか、それらの死骸や果実もしばしば摂食する。天敵はネコ、イタチ属、ニホンアナグマ、ヘビ、モズなどの肉食動物である。
天敵に襲われそうになった場合、尾を自切することがある。切り離された尾はしばらく動き回ることで外敵の注意を引く働きをする。切断面は筋肉が収縮し出血も抑えられる。再生した尾(再生尾)は外観から見ても体色が異なっていたり、元の尾よりも長さが短くなることが多い。また再生尾は中に骨はなく、代わりに軟骨により支えられている。
繁殖形態は卵生。繁殖期になるとオスは互いの頭部を差し出しては相手が噛みつくという行為を交互に行い争う。この争いは儀式的なもので相手の頭部を噛み砕いたりすることは無く、相手の大きさや力を測っていると考えられている。4-5月に交尾をし、5-6月に石や倒木等の下に掘った巣穴に1回に5-16個の卵を産む。母親は卵が孵化するまで保護する。オスは生後2年、メスは生後2-3年で性成熟する。
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